スペシャルメンバー

[ジェネラル・ディレクター]戸田恵子さん

25年続けてきた日本唯一の子ども国際映画祭

ベルリン国際映画祭の児童映画部門の支援を得て創設された「キンダー・フィルム・フェスティバル(現・キネコ国際映画祭)」。私が10年間この映画祭を応援し続けられるのは子どもの目線で、子どもの気持ちに寄り添った作品が集まる素晴らしい映画祭だからです。愛情をもって“とにかく喜んでもらいたい!”その一心で取り組んできました。ぜひ、ご家族で映画祭の魅力をご堪能ください。

家族で「観る」「感じる」「話し合う」

キネコが上映する作品は日本の映画やアニメーションだけでは伝えられない、メッセージ性のある作品ばかり。たとえば「戦争や内戦」「生と死」などをテーマにした作品もあります。世界を知るためには幼いときからこのようなテーマに触れることも大切だと思います。この映画祭が、家族で「観て」「感じて」そして「話し合う」機会になればと願っています。


プログラミング・ディレクター]中山秀征さん

大切なものはなにか?
その原点が見つかるキネコセレクトの映画

キネコ国際映画祭に携わるようになって6年。キネコと出会い、短編映画を見るようになり、その世界に魅せられると同時に世のなかにはたくさんの喜びや学びがあることを知りました。
作品のストーリーは明るいものら戦争を題材にした少し考えさせられるテーマまでさまざまですが、私たちが生きていくうえで”大切なものはなにから”を教えてくれるヒントがきっと見つかるはずです。

子どもの世界観を大切に

そして子どもと映画を観るとき、多くの場合大人が作品を決めます。しかし、子どもには子どもの理解があり、子どもだからこそ感じるものがあるはずです。作品そのものだけではなく、家族で行った楽しみ、そこで食べたポップコーンの味も思い出になるでしょう。子どもだからこそ持てる世界観を大切にしてあげたいですね。


[スペシャルサポーター]内田恭子さん

大人もファンになる映画祭

子どもに観てもらいたい映画がずらりとそろうのがキネコ国際映画祭の魅力。作品のテーマもさまざま。「戦争」や「貧困」をテーマにしたものがあります。子どもたちには、色々な作品を観て、自分たちが住んでいる環境は“当たり前”ではないことを感じてもらいたいですね。
私自身もこの映画祭の大ファン。大人にとっても学びのある映画がたくさんあります。新しい作品と出会ったり、お子さんと語り合ったり、そんな機会にしてください。


[スペシャルサポーター]横山だいすけさん

新たな感情と出逢う

映画の魅力は映像に音楽がつくことで、目で観て、耳で聴き楽しむことができること。そして、ときに今までで経験したことのない感情に出逢うこともあります。子どものころに色々な経験をすることは人生の豊かさにもつながるでしょう。
映画祭だけではなくワークショップなども開催するキネコ国際映画祭はまさに色々な経験ができる場所。ぜひ、映画の新しい魅力を発見したり、これまで感じたことや想像したことがないものと出逢う機会になればと思います。

国際特別審査員

[審査委員長]トーマス・ハイネマン Thomas Heinemann(ドイツ)
 
映画制作のマネージング・ディレクター。1985年にドイツ初となる子どもが子どものために書かれた戯曲を演じる劇場を設立。この活動が評価され1997年にドイツ・ヴュルツブルク市の文化支援賞を受賞。2014年に自身が監督・脚本・演出・プロデューサーを務めた初の子ども映画『ローラ』は50以上の映画祭で上映され、多くの賞を受賞。

 


アネタ・オゾレク Aneta Ozorek(ポーランド)
 
映画祭のプログラマー、映画教育の専門家。15年以上に渡りポーランドとヨーロッパで開催される映画祭のイベント、ワークショップや展示の企画に携わっている。また、ヨーロッパ・アニメーション・アワードのポーランド大使とヨーロッパ子ども映画団体(ECFA)のメンバーとしても活躍。

 


エレハム・シャーヴァニ Elham Shirvani(イラン)
 
青少年向けのオーディオ・ビジュアルメディア協会(CIFEJ)のエグゼクティブディレクター兼CIFEJ雑誌の編集長。テヘラン市議会ともに幼少期における子ども成長に関する研究やインド、イラン、ドバイで青少年向けのアニメーション・ワークショップの企画実施などに従事。

 


アリョーナ・シチェヴァ Alena Sycheva(ロシア)
 
専門はアニメーション、短編映画、子ども向け映画。ロシアの子供・家族を対象とした国際映画祭「Zero Plus」や青少年を対象とした国際短編・アニメーション祭「New Horizon」などのプログラム・ディレクターを務める。また、ロシア映画批評家団体やロシアアニメーション協会のメンバー、国際映画批評家連盟「FIPRESCI」のメンバーとして活躍中。

 


ニコライ・シュルツ Nikolai Schulz(デンマーク)
 
コペンハーゲン大学・映画学修士号取得。オンライン映画サイト「Filmz.dk」およびデンマークの「B.T.」新聞の映画評論家。コペンハーゲン国際映画祭「CPH PIX」と同映画祭が主催する子ども向け映画祭「BUSTER」のプリントコーディネーター等を経て2012年より「CPH PIX」のプログラミング部長として活躍中。

 


ユリア・ヤール Julia Jarl(スウェーデン)
 
2007年からスウェーデン最大の青少年向けの映画祭「BUFF映画祭」に所属。2012年に同映画祭のフェスティバル・ディレクターに就任。若者の視点は世代を問わず人々を豊かにし挑戦することを教えてくれるという信念をもって活動に取り組んでいる。前職は南スウェーデン、スコーネ地方にある映像制作センター所属。映像制作などに関する経験を積んできた。

 

海外ゲスト

オン・チ・イ WEN Chih Yi(台湾)
 
第50回「金馬奨」(台湾)のメンバー、2014年の「台北映画祭」の審査員を務める。彼女が手掛けたテレビ映画『Nyonya’s Taste of Life』は2010年にドバイ国際映画祭において最優秀短編・監督賞を受賞。短編映画「Sleeping with Her」は2010年にアジアパシフィック映画祭最優秀短編作品賞を受賞するなど、国内外の国際映画祭で高く評価されている。

 


ローズ・ユ Rose Yu(台湾)
 
台湾の同世代女優のなかで最も人気のある女優の一人。2012年にローズの父親がローズの泣く姿をYouTubeで紹介し、その姿が注目を集め現在に至る。現在はミュージックビデオ、短編映画、長編映画でも活躍している。今回の作品「The Dress on Her」は彼女の初主演作。

 


ダグマー・ゾイメ Dagmar Seume(ドイツ)
 
1990年代前半にアシスタントディレクターとして映画業界に参入。2006年にドイツ人俳優、セバスティアン・コッホを起用したデビュー作品、短編映画『REMEMBER』の脚本、監督、プロデュースを務め、数多くの映画祭に招待される。ドイツで最も有名な犯罪ドラマ『TATOR』の監督としても活躍。

 


ユール・ハーマン Jule Hermann(ドイツ)
 
2014年にドイツのテレビ映画『Till Eulenspiegel』に初出演。映画『ウェンディ』は世界中から集まった1,600人の応募者のなかから主役の座を獲得。2017年にドイツの映画館で上映され、現在はその続編の制作も行われている。

 


サラファ・ヒジャジ Sulafa Hijazi(シリア)
 
シリアのダマスカス生まれ。ビジュアル・アーティストであり、ベルリン・ドイツに拠点を置く監督兼プロデューサーでもある。1997年から子どもの教育と社会に焦点を当てた映画・メディアのプロデュースを始め、監督としては、最新作「The Jasmine Birds」がハリウッド、ロシア、インド、カイロ、イランなどで12以上の賞を受賞している。

 


グラハム・ラルフ Graham Ralph(イギリス)
 
子ども向けアニメーション制作会社、シルバーフォックスを設立。短編アニメ『ひとりぼっちのショーン』は英国アカデミー賞(BAFTA)をはじめ世界各国で賞を受賞。代表作に『Spider in the Bath』『Harry and His Bucket full of Dinosaurs』『William’s Wish Wellingtons』『テディとアニー』がある。現在『Water Warriors』の制作に取り組んでいる。

 


ミヒャエル・ハーバウアー Michael Harbauer(ドイツ)
 
1996年に子ども向け映画祭である「Schlingel」を設立。本来は上映作品が12本にも満たない「映画週間」といったものだったが、現在ではヨーロッパで最大の子ども向け映画の発信地となっている。
「対等な関係での触れ合い」をモットーに、監督やプロデューサーがただ作品を見せるだけでなく、彼ら自身が子どもや若者たちを引き連れることで観客との直接的な触れ合いがなされることを実現。
映画を通しての異文化交流の促進や、ヨーロッパを飛び出しロシア、中国、カナダ、イスラエルやウズベキスタンといった世界各国をめぐることでドイツ映画撮影術を広めることに貢献し、日本もキネコをパートナーとし、その名を連ねることになった。

 


チャン・ウェイ ZHANG WEI(中国)
 
1965年、湖南省に生まれる。北京電影学院の監督科で学び映画研究も修めた。過去の2作品はモントリオールでの最優秀主演男優賞をはじめ各国映画祭にて数々の賞を受賞。持ち前のユニークな視点で急速に開発が進む中国で置き去りにされた人々の問題について光をあて、観る者の心に警鐘を鳴らす人間味あふれる作品を世に送り出している。

 


ノルベルト・レヒナー Norbert Lechner(ドイツ)
 
脚本家・監督・プロデューサー。ドイツにて哲学・美術史を勉強中、制作会社KEVIN LEE Filmを創立。1991年デビュー作となる長編「WOUNDED FACES」を監督・制作。その後、ラジオやテレビ局にて脚本家として活躍しながらドキュメンタリー「SEDUCTION」を監督・制作。子どものため作られた長編「TONI GOLDWASCHER」「TOM AND HACKE」「きっと大丈夫!~ガールズホーム・アローン~」は多数の賞を獲得している。

 


リン・ドールトシャック Lynn Dortschack(ドイツ)
 
ベルリン在住の高校生。2015年ノルベルト・レヒナー監督にキャスティングされ、「きっと大丈夫!~ガールズホーム・アローン~」にて初主役のリンを演じる。2016年と2017年には、Enid Blyton監督の「Hanni & Nanni」の続編2作品にも出演している。